徳島県高校入試の現状

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徳島県高校入試の現状

このように徳島県の高校入試の制度は運営されていますが、実態はどうでしょうか?

少子高齢化と生徒数

ご承知の通り徳島県は少子高齢化の波の中で、小中学校は言うに及ばず各県立高校でも生徒不足に悩んでいます。池田高校でも私がいたころは、1学年9クラス360名の生徒がいたのですが、現在では6クラス190名で今なお徐々に減ってきている状況です。

生徒が減ってきているからという理由からだけではないと思いますが、以前から徳島県は受験生に対して非常に優しい入試制度の運用を行ってくれています。

基礎学力テストと出願調整

徳島県は中学1,2年時に1回ずつ、そして中学3年時には10月、11月、1月に全県統一の基礎学力テストを各中学校で一斉に実施しています。そこで基礎学力テストの結果を参考にして、各中学校の進路指導の先生方が事前に徹底的なミーティング、生徒指導をして出願調整をし、倍率をほぼ1倍にして公立高校の不合格者を極力なくすよう頑張ってくれています。

これは議論の分かれるところだと思いますが、不本意ながらこの調整に乗るか、それとも公立高校不合格者が出ても受験者の自由意思を尊重するのか、どちらが正しいかは、近くに私立の高校があるかとか不合格になる人数とか、地域の状況にもよるとは思います。

ただ私の考えは是か非かといわれると是です。それは、確かに自分が受けたい学校に願書を出すことを思いとどまらせられるとなると憲法でいう思想信条の自由や教育を受ける権利を阻害しているように思われますが・・・。

希望の高校に進学するために

しかし、この基礎学力テストは3年生になって3回の自分の力を試す機会があり、最終の1月までに自分の学力を高めておけば希望の学校に行くことができるし、不合格になることもないというルール作りがほぼできているわけですから、このことを考えて子供も親も早め早めに基礎学力テストに対する準備をしておく必要があると思います。

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