塾・家庭教師業界について

塾・家庭教師業界

この業界に入って、家庭教師派遣業者や塾に関する大手全国チェーン店の商法が少しずつ見えてきました。これがすべてではないと思いますが、どこで利益を上げているかということを考えると次のようなパターンがあるようです。

一つは、危ない家庭教師派遣会社でも述べたように、家庭教師派遣は二の次で教材販売で利益を得ようとしている会社。このパターンの場合はご残念ながら家庭に大きな負担がかかり、学習効果も、かかった費用ほど望めないと思います。(-_-;)

もう一つは全国チェーンの学習塾の会社で、個人が学習塾を設立し経営していくことを手助けして、高額なフランチャイズ料を求めてくるもの。この場合は塾の経営者やご家庭に負担がかかりますが、大手塾のブランド名によって生徒数が増えていけば経営者も潤いますし、生徒の学習効果も期待でき、かかった費用をペイすることも可能でしょう。

そしてもう一つは家庭教師や学習塾の講師料を徹底的に抑えるため、面接や試験もせずにほとんどを学生アルバイトや指導力が十分でない講師をよこしてくる会社、あるいは講師の指導力はあるけれど、時間給の契約にもかかわらず平気でサービス残業を強要するような塾や講師を食い物にしているブラック企業。まあ、この場合生徒さんや父兄に直接の害はないかもしれませんが、講師のモチベーションは下がり、有能な講師は離れていくことになりますから、当然指導レベルは低くなってくることになります。

以上、塾・家庭教師業界について今までに感じたことを書きましたが、安い費用には何かからくりがあるかもしれないと疑ってかかったほうがいいかもしれません。直接資料請求や説明を聞く前に、ネットで情報を仕入れて不要なトラブルを避けましょう。　(^^;)