授業が分からなければ質問すればいい？

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「せんせー、わかりませーん」

子供さんが勉強が苦手、成績が上がらない、それどころかどんどん下がってきている。
おそらく大半の親御さんが、この悩みをお持ちでこのHPをご覧いただいているのだと思います。

授業が理解できない。だから勉強に対するモチベーションも下がり、理解しようという気力も無くしてしまう。分からないことは先生に質問すればいい？それは勉強に十分ついていけている子だけの特権ですよね。私の学生時代もそうでしたが、クラスの大半の友達が理解できていることをわざわざ質問して、自分の分かっていないことをさらけ出すなんてできるわけありませんよね（苦笑）。ですから、授業でここがわからないと質問している友人は、私の同級生では優等生ばかりでしたが、皆さんの学生時代はいかがだったでしょうか？

こうなると勉強のできる子はますますできるようになり、できない子は次第にわからないところが積み重なってますます授業に付いて行けなくなってくる、そして勉強が大っ嫌いに・・・という負のスパイラルに陥ってしまいます。

それは、塾に通っていても同様で、授業が分からない子はわからないところを自分から質問することなくそのままスルーしてしまいがちになり、特に自己表現が苦手なおとなしいお子さんほどこの傾向が強くなります。

私の通う個別指導塾における３対１の個別指導においてでさえ、そういう勉強方法に浸っていたせいか、最初はわからないことがあっても自己解決しようとするお子さんがおり、なんとか気持ちをほぐし、質問しやすい人間関係を作ることが私の最初の大切な課題になってきます。

生徒がわからないところを質問してくれるという事。それは分からない事柄をなんとかわかりたいという生徒の思いのこもったシグナルです。「せんせー、わかりませーん」の言葉は私のエネルギーの源、そして私は心の中でガッツポーズです（笑）。(^^)v