プロ家庭教師と学生アルバイトの違いって

プロ家庭教師と社会人・学生家庭教師の違い

この差はなんでしょうか？私も大学生時代ずっと家庭教師をやっていました。貧乏学生だけど、親に迷惑をかけたくなく、遊びもしたい。そんな時学習塾の講師のバイトもありましたが、家庭教師は比較にならないくらい時給も高く待遇もいい、最高のアルバイトでした。

高校生、中学生を数件掛け持ちで４年間教えていました。どの子も希望の高校・大学には合格し、ご両親からは感謝されましたが、正直言ってその頃を振り返ってみると自分自身その子を希望の高校や大学になんとしても合格させる、少しでも現在の成績順位から上げよう、そんな意識はほとんど無く、わからないところを聞かれたら解き方を教えてあげる、一通りの解説をして問題を解かせるだけ、いわゆる無責任な腰掛け的なバイトでした。

でも、プロの家庭教師となると成果を出さなくてはいけません。今まで通っていた学習塾と大して変わらないようでは、わざわざ家庭教師を雇う意味がありません。そのためには、ただ単に問題の解き方を教えるだけではなく、子供さんたちのやる気を高め、生活習慣を変え、成果を出してその喜びを体感してもらわなくては自主的に頑張ってもらえません。

やらされているという思いがあっての勉強は限界があります。そう言う意味で、子供さん達と信頼関係を築き、人生経験に基づいた指導で、自主的に努力するように戦略を立てながら導く。言うは易く行うは難しで、実際にはなかなかこちらが思うように子供達は行動してくれませんが、常にこの事を頭の片隅に置いて指導するように心掛けています。そしてそれがプロの家庭教師と学生アルバイトの違いだと考えています。