中学英語の大切さ

中学英語の大切さ

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中学英語の大切さ

一番大切な教科は?

中学校で学ぶ基本5教科、英語、数学、国語、理科、社会の中でどの教科が一番大切なのでしょうか?もちろんどの教科も一般高校入試には必要な科目で、各教科とも理解して進んでほしいのですが・・・。

それでは言い方を変えて1年生の時から一番おろそかにしてはいけない教科、おろそかにすると後々一番困った事になってしまう科目は何でしょうか?私は間違いなく英語だと考えています。

こんな言い方をすると各教科の先生にお叱りを受けるかもしれませんが、理科や社会はある程度理解して進めていれば3年生になって追い込みも効きますし、国語は各教科のベースになるもので決しておろそかにするわけにはいきませんが、中学校に入るまでに積み上げてきたものにも大きく影響されますし、中学校で受ける授業そのものによって国語力が大きく影響されるわけではないと考えています。

また、数学については確かに基本的な計算力や考え方を養っておかないと後々困った事になってしまいますし、この教科も一朝一夕に成績を上げることができない、英語や国語と同様にベースになる基礎力をしっかり養っておく必要がある教科です。

ですが、私はこの中でも一番おろそかにしてはいけないのは英語だと申し上げたのにはいくつか理由があります。

どうして英語が大事なのか?

中学校で学ぶ基礎英語の重要性

一つは、英語は基礎となるベースが一枚であるという事です。例えば勉強の成熟度をピラミッド図で考えてみると、このピラミッドのベースとなる部分、つまり中学校で学ぶ英文法については理解を深めて、基礎となる構文・単語についてはしっかり覚えて土台をきちんと作っておかないと、その上に次のレベルのものを積み上げていこうと思っても基礎部分が理解できていないと積み上げていくことは不可能になってきます。

私の通う塾においても、私の指導力不足もありますが、中学時代にしっかりとこの土台ができていないために高校英語をどうしても十分理解できないまま進まざるを得ない生徒も少なからずいます。

では、数学とはどう違うのでしょうか?確かに数学についても計算力や考え方等のベースになるものは大切です。しかしながら数学は英語と違って内容が様々なカテゴリーに分かれていて、大ざっぱにいうと小さなピラミッドの集合体のようなイメージになり、分野を切り分けて一生懸命勉強すれば、あとからでも分野ごとに理解して進むことができますし、実際の大学入試においても少しづつでも加点していくことは可能だと考えます。

しかし英語については、このベースの部分が中学校時代にきちんと形作られていないと高校生になってから学校の授業についていくことすら困難になってきますし、そうなってくるとますます授業が面白くなくなって英語が嫌いになるという、負のスパイラルに陥ってしまいます。そして、これを抜け出すためには中学英語をもう一度最初からやり直しベース部分をきちんと作っていくという大変な作業が必要となり、そのためにはよほどのモチベーションが無ければ無理だと考えます。

大学入試とその後の英語社会

おろそかにできないもう一つの理由は、英語という科目が大学受験においても、その後社会に出て働く上においてもますます重要度が増してきているという事です。

大学入試においては、数学や理科社会は必要なくても、英語という科目は理科系文科系にかかわらずほとんどの大学で入学試験の必修科目になっていると思います。まあ、英語以外の科目が得意で、そこで点数を取るから英語はどうでもいいやって考えている生徒さんもいるかもしれませんがそれは最後の手段ですよね。(^^;)

ただ、ここにも落とし穴はあるのですが、文系特に英語が苦手だから理科系にっていう方もいるとは思いますが、この理科系でも専門課程に入ると最新の文献は英語で書かれていますし、下手したら英語の教科書で授業を行うところもあります。また、当然教養課程では必ず英語は必修科目として単位をとる必要があります。

さらに、大学を卒業して社会人になっても英語ができる社員は当然優遇されますし、今までは英語ができなくてもそれなりに会社勤めができたのですが、これからはそういうわけにはいかない時代が来るのかもしれません。実際ユニクロや楽天は社内で英語の公用語化を行ってきてますし、ここまではいかないまでもグローバル社会になるにつれ英語の重要度がますます大きくなっていくことは間違いありません。

と、長々と中学英語の大切さを述べてきましたが、このように英語だけはと言っては誤解を生むかもわかりませんが、英語を苦手にすると後々まで尾を引くことを理解して、毎日コツコツ積み上げていくことが大切です。そして、まだ十分理解できていないという方がいればできるだけ早いうちに手を打つこと。中学3年生になれば受験のため理科や社会も本格的に取り組んでいく必要があるためなかなか英語に時間を振り向ける余裕がなくなってきます。できれば中学2年生までに何とか手を打っていきたいものです。

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