おろそかにしてはいけない中学基礎英語

おろそかにしてはいけない中学基礎英語

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おろそかにできない中学基礎英語

ますます大切になる英語のコミュニケーション能力

その一つの理由としては、私の学生時代にも英語教育の大切さは言われてきましたが、その当時はまだ海外旅行をする者も少なく、国内でも外国人もめったに見かけないような時代で、英語で外人とコミュニケーションをとれるということは一種の特殊技能のような感覚でした。

しかし今日では仕事やレジャーで海外に行く機会も少なからずあり、どんな田舎の町や村にでも多くの外国人が生活するようになってきています。そしてそのほとんどの外国人が英語を介して日本人とコミュニケーションをとっています。

つまりこれからの世代の人間は、英語を喋れ聞き取れるということは特殊技能ではなく、仕事の面においても実生活の面においても当然要求される技能になってきているということです。実際ユニクロや楽天は社内で英語の公用語化を図っており、特殊技能としてではなく社員の持つ当然の能力として英会話力を位置付けるようになってきています。

基礎英語でつまづくと大変なことに

このように実社会において英語はますます重要になってきていますが、私は受験勉強においても中学校の教科で数学や国語にも増して力を注ぐべき教科は英語だと考えています。そう考えるにはもう一つ理由があります。それは英語という教科はベースが広く基礎の部分をおろそかにしてしまうと後で取り返しがつかなくなってしまうということです。

理科・社会については、ベースがその単元単元に分かれていてある単元が理解できていなくても、次の単元に入れば仕切りなおしてそこから入って理解することができます。数学にしても確かに基礎となる計算力や数学的思考は必要ですが、それでも図形や一次関数、二次関数、確率などセクションごとに小さなピラミッドのように分かれており、その部分だけでも頑張るということが可能です。

しかし英語だけはベースが一つの大きなピラミッドです。中学で学ぶ基礎英語が理解できていなければ決して高校英語は積み上げることはできませんし、残念ながら実際私の通う塾においても中学時代の基本的な英語を十分理解できていなかったため、高校英語を勉強してもチンプンカンプンというような状況になっている生徒が少なからずいます。そして、それを克服しようと思えば並大抵の努力では追いつくことは不可能です。

実は私もそうでした。でも私の場合は「夏期講習」のページでも書きましたが、中学二年の時にこれではいけないと思い基礎からやり直すことができたので何とか英語を苦手にならなくて済みました。

このように中学英語、特に中学1,2年の英語は大切です。中学3年生になると受験のため理科社会などについても力を注がなくてはならなくなり、じっくり基礎から勉強しなおすということは非常に困難になります。できれば中学3年生を迎えるまでに基礎英語を何とかしておくこと、そのためには中学2年生の夏にはそのことに気づいて勉強をスタートしておかなくては手遅れになってしまうと言わざるを得ません。

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